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William Silk
スマイルCDについてジャズ評論家 高木信哉の印象 Jazz Critic Impression of Smile

スマイルCDについてジャズ評論家 高木信哉の印象 Jazz Critic Impression of Smile

Silk heard of this famous Jazz Critic and sent him a CD for review. Fans can imagine the delight when Silk received back the following massage from Mr Takagi...

ジャズ評論家の印象
Smile / William Silk

 こんな歌が、ずっと聴きたかった。ウィリアム・シルクは、シンガーとして最高である。伸びのある声、美しい声質、味わい深さ。彼はシンガーに必要なものをすべて備えている。彼のデビュー・アルバム『Smile』は、トニー・ベネットやフランク・シナトラの新作を彷彿とさせるほど素晴らしい。よく知られたスタンダード、シャンソン、ビリー・ジョエル、チャップリン、そして井上陽水まで見事にジャズにしている。演奏は、ピアノの田中裕士、ベースの伊藤潮が抜群のプレイで支える。ウィリアム・シルクは、軽やかに歌っているときも、切なく歌っているときでも、必ずリスナーの心にその歌のイメージや風景を与えてくれる。こんなシンガーに出会えたことに感謝したい。
ジャズ評論家 高木信哉

THANK YOU MR TAKAGI for your Warm words!!


高木信哉(たかぎ しんや)
1954年東京生まれ。音楽ライター。マイルス・デイビスの初来日を10歳で体験。日野皓正・日野元彦の足跡と東京のJAZZの歴史を追った『日野兄弟物語』、『東京JAZZ』で注目される。現在、ジャズ・ディスク大賞選考委員、「東京JAZZ」フェスの編集長を務め、他多数執筆。
『東京ジャズ』高木信哉著 三一書房
『東京Jazz』(高木信哉著)、『ニューヨークJazz』(小川隆夫著)と続いた三一書房のジャズストーリー三部作の完結編がいよいよ9月末に発売となる。タイトルは、『ドクターJazz』(高木信哉著)で、渡辺貞夫、日野皓正をはじめとする日本のジャズ・ミュージシャンを支え、ケイコ・リー、綾戸智絵、寺井尚子を世に送り出したドクター・ジャズこと内田修の生涯を描いているが、彼の人生そのものが日本のジャズの歴史であり、ジャズに対する日本一の情熱が伝わってくる。予価2800円+税 発行:東京キララ社 発売:三一書房

 
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